投資信託のメリット
・投資のプロに運用を任せられる
・少ない資金で分散投資できる
・世界中の株・債券などに投資できる
例えば株に投資したいと思った場合、どの株が良いのかを判断する知識や値動きをチェックする時間などが必要となります。
投資信託なら一度購入してしまえば、解約するまで銘柄の入れ替えなどお任せなので、忙しい方でも時間をとられることなく参加できます。これは投資信託の大きなメリットだと思います。
※ただし、どの投資信託を選ぶか、いつ買うかを検討する必要はあります。
投資信託のリスク
・元本割れがある
・繰上げ償還
運用がうまくいかない場合は元本割れすることもあります。長期に運用できるのなら、プラスになる(上昇する)のを待って解約しましょう。
さらに運用難になると償還されることもあり、このとき元本割れしている場合はその基準額で資金が返金されるため、損失が確定してしまいます。
投資信託の利益(基準価格と分配金)
ファンドの基準価格(1口の価格)は毎日変動します。10,000口1万円で購入したファンドが1万2000円になったり、8000円になることもあります。この差額が解約時に利益(損益)になります。
運用会社は年に1、2回、または毎月決算を行い、利益が上がれば購入口数に応じて分配金として還元されます。
分配金は「受取型」と「再投資型」「無分配型」があります。
分配金の額は毎月受取の場合、およそ1万円前後に対し20円〜60円/月ほどです。
投資信託の手数料
・販売手数料:購入する時にかかる。2〜3%前後
・信託報酬:保有中にかかる。年0.5〜1.5%前後
・解約手数料、信託財産留保額:解約時にかかる。→解約手数料はかからないものが多い
販売手数料は、無料のものもあります。(ノーロードファンド)
投資信託の選び方
以下の項目をチェックしましょう。
・純資産額が30億円以上(30億円以下では赤字になり繰上げ償還になる可能性大)
・基準価格の値動き
・純資産額の増減
・複数金融機関で取り扱っている
・信託報酬率(毎日かかるので低いほうが良い)
※基準価格は基本右上がりのが良いですが、買うタイミングとしては、一時的に下がっている時に押し目買いするのが良いと言えます。
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